美容室でカラーするときの施術時間の目安はどのくらい?種類別に紹介
美容室でカラーをする場合、どのくらい時間が必要か気になる方はいらっしゃいませんか。
特に美容室の帰りに予定を入れたい場合は、施術時間が気になることでしょう。
そこで、美容室でカラーをする場合にかかる時間をまとめました。
美容室を予約するときには、参考にしてみてくださいね。
美容室のカラーはどのくらい時間が必要?
美容室でヘアカラーをする場合、一般的には約1時間半から2時間かかります。
この時間内に次のことを行います。
・カウンセリング
・シャンプー
・薬剤塗布
・薬剤放置時間
・シャンプー
・ドライ及びスタイリング
カラーだけでなく、カットやトリートメントも行う場合はさらに時間を要します。
カットにかかる時間:約30分
トリートメントにかかる時間:約15分~30分
また、はじめての来店の場合はカウンセリングを念入りに実施する美容室もあります。
よって、はじめて利用する美容室へ行くときは、やや長めに時間を確保しておくと良いでしょう。
カラーリングの種類と施術時間
では、カラーそのものの施術時間はどのくらいかかるのでしょうか。
次の2つを合計した時間が、施術時間になります。
1.ヘアカラー剤の塗布時間
2.ヘアカラーの放置時間
それぞれ詳しく見てみましょう。
1.ヘアカラー剤の塗布時間
カラーをするときには、まずヘアカラー剤を塗布します。
塗布時間は髪の長さや量などによって、5分から20分と差があります。
髪が短い場合は塗布時間は短くて済みますが、髪が長いと塗布するのに時間がかかるでしょう。
また、薬剤の塗り分けをする場合も通常よりも長い時間が必要です。
2.ヘアカラーの放置時間
ヘアカラー剤の染料が髪に定着して発色するまでには、ある程度時間がかかります。
髪質やカラーリングによって時間が異なりますので、ここからはカラーリングの種類ごとの放置時間を見てみましょう。
リタッチカラー
放置時間:15~25分
リタッチカラーとは、根本の部分だけを染める施術のことを指します。
カラーをしていても髪が伸びれば、根元だけ本来の髪色になってしまいます。
リタッチカラーで伸びた部分を染めれば、自然な印象になるでしょう。
ブリーチ
放置時間:5~30分
髪の色素を抜いて髪色を明るくすることをブリーチと言います。
メイクでいうところのベースメイクのような役割を担い、髪の色素を抜くことで、へカラー剤で美しく髪が染まります。
また、ブリーチ剤は髪表面のキューティクルをやわらかくするため、次に塗布するへカラー材が毛髪内部に浸透しやすくなります。
放置時間は、長さや髪の量、そして髪質によって異なり、特に髪が太めの人や本来の髪色が暗めの人は色が抜けにくい傾向にあります。
よって、放置時間も長くなるでしょう。
ファッションカラー
放置時間:20分~30分
ファッションカラーはおしゃれ染めとも呼ばれ、髪をブリーチしたうえでカラー剤を塗布して染めるものです。
染める色味によって放置時間が異なり、アッシュやオリーブ、マットなどのカラーは放置時間が短めです。
一方、赤やオレンジ、ピンク系のカラーは、比較的長く放置する傾向にあります。
また、ファッションカラーは一度髪の色を抜くため、ブリーチする時間も必要であることを念頭に入れておきましょう。
グレイカラー
放置時間:25~30分
グレイカラーとは、いわゆる白髪染めのことです。
白髪を黒、または茶色などに染めて白髪を目立たなくします。
髪の内部にあるメラニン色素の量が減少、またはほとんどない状態の髪に色を入れるため、グレイカラーはブリーチが必要ありません。
放置時間は、ファッションカラーと同じくらいです。
ヘアマニキュア
放置時間:加温10~15分/常温15~20分
ヘアマニキュアは、髪の毛の表面と髪内部の表面に近い部分にのみカラー成分を入れ、染まったように見せる手法です。
よって、ブリーチで髪の毛の色素を抜かずとも染められることが特徴です。
髪へ大きな負担を掛けずに変化を楽しめますが、黒髪や暗めの髪色の場合はあまり変化が見られません。
ヘアマニキュアは温めると染まりが良くなるため、加温して放置します。
薬剤やケースによっては常温でも染まりますが、その場合は放置時間がやや長めになります。
カラーの時間が長くなるパターン
髪質やメニューによっては、カラーの施術時間が長くなる場合があります。
次に該当する場合は、美容室に行く前に時間が長めにかかることを念頭に置き、直後に予定を入れる場合は、余裕を持たせておくことをおすすめいたします。
・髪の毛の量が多い
髪の毛の量が多ければ、その分ヘアカラーを塗布する時間も長くなります。
・髪の毛が長い
髪の毛の量が多い方と同様に、髪の毛が長いと塗布する面積が広くなり、時間を要するでしょう。
・薬剤が浸透しにくい髪質の方
髪が太い方は、細い方と比べるとキューティクル層が厚いため、薬剤が浸透しにくい傾向にあります。
・デザインカラーをする場合
デザインカラーとは、複数の異なる色味の薬剤を塗布するカラーリングのことです。
髪に立体感を出したりインパクトある髪色が楽しめるでしょう。
複数のカラーを組み合わせる分、施術時間は長めになります。
美容室で施術時間を相談するのも手
この記事で解説したカラーにかかる時間はあくまでも目安です。
よって、ご自身が予想した美容室の滞在時間と実際の時間が異なるケースもあるでしょう。
いざ施術してみると、染まりが悪くて放置時間が長くなってしまったということもあり得ます。
また、美容室の混み具合によっては、途中待たされてしまうなどで、より時間がかかる可能性も。
美容室の帰りに予定がある、または予定を入れたい場合は、美容室の予約時にどのくらい時間がかかるか相談してみてはいかがでしょうか。
希望のカラーリングや髪の毛の長さなどを伝えれば、施術時間の目安を教えてくれるでしょう。
また、「予定があるので、〇時までに美容室を出たい」と伝えれば、その時間に間に合うよう施術してくれます。
まとめ
美容室でのカラーにかかる時間は、髪の長さや量、カラーリングの種類によって異なります。
例えば、ブリーチをせずにリタッチする場合は、施術時間は短くて済むでしょう。
一方、髪が長く量も多い、デザインカラーを希望しているといった場合は、施術が長時間に及ぶ可能性があります。
少しでも正確な施術時間を事前に把握したい場合は、美容室に聞いてみるのもおすすめです。
施術時間を把握して置けば、時間的にも気持ち的にも余裕のある状態で美容室で過ごせるでしょう。
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