美容室の施術にかかる時間の目安は？カラーを中心に紹介

 

美容室といえば、なんとなく施術に時間がかかるイメージもあります。
実際来店して退店後に時計を見たら思った以上に時間がかかっているというケースも少なくありません。

 

そのため、予定が大きく違ってしまったというケースも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、美容室の施術にかかる時間を解説します。

 

特に時間がまちまちのカラーについてはタイプ別に時間目安を紹介しましょう。

 

美容室の施術の時間目安を一挙紹介

美容室の施術はすぐにできるものであれば15分程度、長いものでは150分を超えるものもあります。
ここでは、次のメニューについて、その時間の目安を紹介します。

・カット
・ヘッドスパ
・トリートメント
・縮毛矯正
・パーマ（デジタル含む）
・カラー

 

カット

カットは単独で30分、シャンプーありで60分が目安です。
女性の場合はドライヤーに時間がかかるので、これによって時間がかなり変化します。

 

たとえば、ショートカットであれば、15分程度、ロングの場合は20分以上かかるため、これが時間のかかる、かからないを決めます。

 

ヘッドスパ

ヘッドスパは、美容室やサロンによって行っていたり、そうでなかったりするメニューです。
こちらは15分程度が目安になりますが、力を入れているところでは1時間程度かかります。

 

トリートメント

トリートメントは、内容によります。
簡易的な物であれば30分あれば完了するものの、5工程ある本格的なトリートメントになると60分以上かかります。

 

カラーと併用することで短時間になるケースも多く、プラス30分でできるケースも少なくありません。

 

縮毛矯正

縮毛矯正はアイロンの熱で髪の形を変えていく施術です。

 

乾いた状態の髪に施術する方法で、髪の長さにも左右されるものの、美容室やサロンのメニューの中でもっとも時間がかかります。

 

目安としては、ショートの方でも150分、ロングの方は180分かかるため、非常に時間のかかるメニューです。
なお、それぞれカットが入っての目安になります。

 

カットがない場合は、ショートで120分、ロングで150分が目安です。

 

パーマ（デジタル含む）

パーマは薬剤を中心にして施術するものが90分程度、加熱するデジタルパーマは120分程度が目安です。
カットが入ると、それぞれプラス30分かかります。

 

例外として、スパイラルパーマやツイストパーマといった特殊なパーマがあります。
それらは、非常に時間がかかり、180分以上必要なケースもあるので時間に余裕を持って予約しましょう。

 

カラー

カラーは後述しますが、1時間程度でできるものもあれば120分以上かかるものもあります。
パターンによってかなり異なるので、次の項目でそれぞれ見ていきましょう。

 

カラーはメニューによって時間が変化する

カラーは美容室でも人気のメニューです。
ここでは主なカラーメニューとして次のメニューにかかるトータルの時間を紹介しましょう。

・オシャレ染め
・リタッチ染め
・白髪染め
・ヘアマニキュア
・ブリーチ

 

オシャレ染め：最大120分

オシャレ染めは、美容室の一般的なカラーです。
薬剤の種類やカラーの内容によって異なります。

 

傾向としては、赤やピンク、オレンジ系のカラーを利用する場合、薬剤を塗ってから発色・定着にかかる時間が長めになる分、トータルで最大120分かかります。

 

一方、アッシュ、マット、オリーブ、ブルー系のカラーは、短めで100分程度が目安です。

いずれのケースでもカラーの中では比較的長めになります。

 

リタッチ染め：最大110分

リタッチカラーと呼ばれるもので、伸びた部分だけをピンポイントに染めるメニューです。

 

範囲が狭い分、施術にかかる時間は短くなるものの、カラーをなじませるための放置時間はオシャレ染めと変わりません。

 

カラーの種類によって時間が異なり、明るい色の場合は最大110分程度かかります。
アッシュ、マット、オリーブ、ブルー系のカラーは、90分台で完了します。

 

白髪染め：最大125分

悩みの種になりがちな白髪染めも基本的にはオシャレ染めと同じくらい時間がかかります。

 

さらに状態によっては、しっかり染める必要があるため、時間がオシャレ染め以上かかるケースも少なくありません。
そのため、白髪染めをしてもらう場合は、なるべく余裕をもって予約するのがおすすめです。

 

ヘアマニキュア：最大110分

ヘアマニキュアは、髪の表面にカラーをコーティングするメニューです。

 

表面だけにカラー剤をコーティングすることから時間が短めなイメージもありますが、極端に時間が変わることはありません。

 

ラップをして加温する施術をしているサロンであれば、100分程度で施術できますが、常温で施術する場合は110分程度見ておく必要があります。

 

ブリーチ：最大120分

ブリーチは、髪の毛の色素を抜く施術で、まったく違うカラーにする場合に行ったり、ブラウンを狙って行ったりします。

 

マイルドなブラウンにする場合は、90分程度で施術ができる反面、ゴールドなどの明るい髪色にする場合やピンク系や

 

青系といった個性的な髪色にしたい場合は、120分程度かかります。
これは脱色までに時間のかかることが理由です。

 

美容室の時間についてNGな行為とは？

美容室を利用されている方にとって、あたり前のように思われるかもしれませんが、メニュー内容をいきなり変更しようとするのはNGです。

 

基本的に美容室は予約をメニューごとに組んでいるケースがほとんどです。
そのため、急にメニューを変えると、次の予約に影響を与えてしまうケースも出てきます。

 

また、メニューによってはアシスタントの動きもくるってしまったり、スタイリストのスケジュールもおかしくなります。

 

柔軟な対応をしてくれる美容室でも、かなり無理なスケジュールで予定変更された注文をクリアしていくので、仕上がりのクオリティが低下する可能性は十分あります。

 

こういったリスクもあるので、予約したメニューをそのまま受けるようにしましょう。

 

まとめ

美容室は施術によって時間が異なります。
トリートメントのみで30分程度のこともあれば、カラーやパーマは2時間近くかかるケースも珍しくありません。

 

さらにパーマの種類によっては最長の150分ということもあること、縮毛矯正は実に3時間かかることも紹介しました。

 

これらのメニューにカットなどを追加すると、その時間は数時間以上かかるケースもあるので、余裕を持って美容室を利用するようにしましょう。